解説に戻り、△2三玉から再開されました
進行をパソコンで・・・
「紫野チェック!」
▲4三歩
森内俊之九段「竜王が正確に指せば残しているような気がしますが、ずいぶん迫られてなんとなく・・・
面白い時間帯に入ってきましたね」で、会場に笑いが!
熊倉紫野女流初段「はい。観ているほうは」
森内九段
「自分がやっていると嫌ですけどね」
熊倉女流初段
「嫌で嫌でしょうがないですね」
森内九段
「観ているほうがいいですね。間違える心配がないですからね」で、会場に笑いが!
解説をしている間に進んだ手を
「紫野チェック!」
熊倉女流初段「先生、当たってます。ずっと一緒ですよ」
森内九段
「あっ、光栄です!」で、会場に笑いが!
△3四同桂
熊倉女流初段「これは寄せ切れそうにないという局面になってしまいました」
森内九段「どうするんですかねぇ・・・
羽生マジックを出すしかないですかねぇ」で、会場に笑いが!
森内九段「次に、詰めろが掛かるかどうかという状況ですね」
熊倉女流初段「と金が詰めろですか?」
森内九段「入れば確実に詰めろですね」
森内九段「寄る手は・・・角を切って同玉に、うまそうな手がありますね」
熊倉女流初段「銀打ちですか?」
森内九段「こっちから打ったら・・・」と△6六銀を打った手に会場にどよめきが起こりました。
熊倉女流初段「どっちでも詰めろなんですね」
森内九段
「羽生名人ピンチですねぇ。でも、ピンチと言われつつ勝ってきたのが羽生さんですからね。私もずいぶんやられましたけどね」で、会場大爆笑!
チラッと
「紫野チェック!」
森内九段
「今日で終わっちゃうと、ちょっと寂しいですね」
熊倉女流初段「そうですねぇ」
森内九段「まだわかりませんけど、気の早い話ですけど・・・
竜王戦、恐ろしい強さですね。私も貢献してますけど」で、会場に笑いが!
寂しそうな顔の森内九段
笑いで話題をそらしましたが、先ほどの「ちょっと寂しいですね」というのは本音なんでしょうね。
part7に続く