
18:20
大盤解説が再開しました
休憩中に▲2二同馬と飛車を取った手について
藤井猛九段「取った時、控え室で
『えっ!』って」
佐藤康光九段「悲鳴が上がってましたね」
藤井九段「もったいないっていうか
『あっ!』ってなったんですけど、次の一手を見て
『なるほど!』となりました」

▲8六桂と打った後、△6九金と打った手について
佐藤九段「プレッシャーかけたら金打ってきたんですか?・・・・・・これは考えられないですね、この手は」

藤井九段「これは、ホントに人間では指せないですね。『駒が入ったら、一気に詰ますぞ!』っていうところで駒を渡してもいいという」
里見香奈女流二冠「全然、怯えてくれないですね」
藤井九段「怯えるどころか、これは
『桂? 何それ?』って言っているようなものです」で、会場大爆笑

ここで急遽、特別ゲストの矢内理絵子女流四段が到着しました

佐藤九段「じゃあ、矢内さんに聞きましょうか?」
藤井九段「いついらしたんですか?」
矢内女流四段「今日は、収録があったのでずっと携帯中継を見てまして、2二飛車とあからが引いたところで、米長会長が『3一馬とするのを祈ってくれ』とコメントに書いてあったところまで、見てました」
藤井九段
「祈りも通じず、2二馬と」で、会場大爆笑
藤井九段「でも、2二馬はいい手だったかも知れませんよ」

矢内女流四段「そうなんですか?」
藤井九段「祈らないほうが良かったかもしれませんよ」
矢内女流四段「この6九金がコンピューターが本命視していたという事を控え室でおっしゃってましたけど、なかなか人ですと打ちにくいと思いますけど」
佐藤九段
「いや、打たないですね」で、会場大爆笑
「打たないというか、考えないですね」

あから2010が△5七角と指した局面

藤井九段「出ましたねぇ、これ。意表を突く手が出ましたね」
佐藤九段「自玉を見てないような」
藤井九段「見てないですね。ちょっと人間の手じゃないですね」

あから2010が△5六銀と指した局面

佐藤九段
「しかし、受けませんねぇ、ホントに!」で、会場大爆笑
藤井九段「これを放置できるというのは・・・」
佐藤九段
「スゴイ、これは人間にはムリな話ですよね」で、会場大爆笑

藤井九段「8六桂を無視できるってのは」
佐藤九段「すごいですよね」
藤井九段「ちょっとそれはどうかなって」
佐藤九段「普通はそうですね」
藤井九段
「相当カチンときますよね。8六桂無視されたら!」で、会場大爆笑

藤井九段「同角の時に、7四桂と王手をして、同歩、同桂で玉が上がった時に、銀で角を取る。『一応詰めろですよぉ~』と、『金取りでもあります』と・・・・・・
これが一番いやらしいんですけど、いやらしいって感じてくれないんです!」で、会場大爆笑

矢内女流四段「コンピューターは、終盤は間違えないですよね?」
藤井九段「大きな間違いはなさそうですよね。人間的なポカみたいなのとかは」
佐藤九段「でも、これギリギリで詰ますっていう展開になってないですからね。そういう点ではコンピューター側も安心しているところも・・・と言いながら受けてないんですけどね。人間が感じる危ないというのとかなり違うなってのがよくわかりましたね」
藤井九段
「全然違いますね。初めて見ました8六桂打たれて平気な顔しているのは」で、会場大爆笑

あから2010が△8五銀と打ち、会場にどよめきが起こりました
佐藤九段「さすがに危ないということは、
7四に桂を打たれるということを感知してたという事ですね」で、会場大爆笑
佐藤九段「でも、ここまで受けないというのはスゴイですね」

あから2010が指した86手目は△9五桂
すでに1分将棋となっている清水市代女流王将は1分ギリギリまで考慮するも投了
会場は拍手に包まれました。
終局時刻は19時3分
part9<完>に続く