将棋会館で行なわれたこの大盤解説会は第2局が始まる前から発表されていたんですが、もし、羽生棋聖が第2局を勝ち2-0になったら、この大盤解説会に行こうと決めていて、実際に2-0となったので予定通りに会館へ。
解説は昨年の挑戦者木村一基八段と囲碁将棋ジャーナル終わりで会館入りする
熊倉紫野女流初段のお2人。
木村八段は将棋の実力は当然のことながら解説のうまさ、面白さにも定評があり、熊倉女流初段との組み合わせで、始まる前から期待しておりました。
大盤解説会場の研修室
解説開始時刻5分前。棋聖戦のネット中継を確認する木村一基八段
解説開始時刻になり、紹介を受けて挨拶をする木村八段
続いて紹介された、笑顔の熊倉紫野女流初段
台の上に乗り解説開始・・・とはならず、まずは木村八段が昨年挑戦した棋聖戦のお話に。
今回の第81期棋聖戦第3局が行なわれた会場は愛知県豊田市「ホテルフォレスタ」で、昨年木村八段が挑戦した第80期棋聖戦第3局の会場も同じ「ホテルフォレスタ」でした。
「去年行ったんですが、快適な環境の宿でした」とのこと。
「あんまり雑談ばっかりしてても将棋はどうなってるんだと言われたら困りますんで、
まぁ一手だけ進めます」で会場に笑いが。
「じゃあ行きましょう7六歩」
熊倉女流初段「女性のお客さんがいらっしゃって、嬉しいですね」
木村八段「嬉しいですね」
木村八段「ここにいる男性は皆さん熊倉さんのファンですよ」
「いやいやいや、まぁまぁまぁ」照れ笑いする熊倉女流初段
木村八段「囲碁将棋ジャーナルは6月で終わりですか?」
熊倉女流初段「いえ、9月いっぱいです。(木村八段は)まだいらしてないですね」
木村八段「熊倉さんをからかってやろうと思ってるんですけど、お招き頂いてないんですよね」
熊倉女流初段「推しまくってるんですけどね」
熊倉女流初段「羽生先生はどこで研究してるんですか?」
木村八段
「羽生さんに聞いてよ」で会場大爆笑。
「知らないのよ。教えてくれないよ、多分。聞いたこと無いんですけど」
熊倉女流初段「今度聞いておきましょうか?」
木村八段「熊倉さんになら多分本当のこと言ってくれると思うんですよね。僕が聞いても本当の事を言う振りをしてウソをつくんだったらまだ救われるんですけど・・・まぁ黙殺されるんでしょうね」で会場に笑いが。
「もし、教えてくれたら、こっそり教えてくれませんか?」
熊倉女流初段
「そうですね、じゃあ、何かお礼を」
木村八段「じゃあ、考えておきます」
これは是非とも羽生棋聖に聞いて欲しいですね。
今年の世界コンピュータ将棋選手権で優勝した激指の最新版で熊倉紫野女流初段が読み上げを担当している将棋ソフト
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