『王子対局』の北浜健介七段と中村太地六段
高橋和女流三段「今回、王子対局という事になっているのですけれども」
北浜健介七段「あの、私一度もそういう風に呼ばれた事がないんですけれども・・・中村さんは王子で何の異論もないというか、王子対オヤジでどうでしょう?」
高橋和女流三段「お二人は早稲田大学の先輩後輩であられるんですよね?」
北浜健介七段「それは本当です」
高橋和女流三段「公式戦の対局はありますのでしょうか?」
北浜健介七段「2回あって、2回とも完敗しました。研究会とかでは先輩に花を持たせてくれるのですが、公式戦では一切・・・当たり前ですね」
高橋和女流三段「意気込みをお願いします」
北浜健介七段「オヤジっぽい将棋を指したいなと思います」
中村太地六段
高橋和女流三段「では、王子」
中村太地六段「せっかくですので、面白い激しい将棋を指せればと思います」
解説は久保利明九段
聞き手は香川愛生女流1級
久保利明九段「王子対局という事ですけれども、私は北浜先生とは同い年でもう十何年前から知ってるんですけれども、いつから王子になったのか」で、会場大爆笑!
「中村太地くんの方はいかにも王子って感じでなるほどなって思って・・・先ほど香川さんに聞いたら、2年前も王子でやってたということで、王子再びという事で・・・でも、王子対局という事はどっちも王子なはずなのに、みたいな」
笑顔の香川愛生女流1級
駒並べ
「よろしくお願いします」
初手を指す先手番の北浜健介七段
正面から
後手番の中村太地六段
アップで
中村太地六段が投了
感想戦
久保利明九段「王子を襲名したという事で、新王子の一言をお願いします」
北浜健介七段「王子は中村さんにお譲りするという・・・というか、王子は中村さんがふさわしいので、それは先輩の命令ということでよろしくお願いします」
中村太地六段「ちょっと残念な将棋になってしまったのですが、北浜先生には月1回ぐらいVSで教わっているので、これからは王子様とお呼びしようかなと思います。ありがとうございました」
part23に続く
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