席上対局の第3局目は普通の将棋の対局「遠山雄亮四段対中村太地四段戦」
解説は先崎学八段、聞き手は藤田綾女流初段
藤田女流初段「いかがでした? 駒doc.将棋」
先崎八段「最初に1一香成れるから、スゴイいいかと思ったら、終わった後
『先手が有利とは限らないんですよ』って、へへへみたいな感じで」
先崎八段「さっき控え室で点数表見たばっかりで、『簡単ですから』とか言われて‥
自分の作ったゲームで人にルール教えてスゴイ勢いで負かして喜ぶっていう、インスタントなやり方ですよね」
藤田女流初段「やられたほうはたまったもんじゃないですね?」
先崎八段
「たまったもんじゃないよね!あれねぇ!」
「駒doc.将棋」終了後から続く先崎八段の愚痴に笑いが止まらない藤田女流初段
振り駒の結果、中村四段が先手になりました
先崎八段
「これちゃんとした将棋だから、あんまりふざけた会話してるわけにはいかない」
北尾まどか女流初段「ちょっと今、チェスクロックの電池が入っていませんでした」
先崎八段「大丈夫だよ。始めれば、だいたいでいいじゃない」
「よろしくお願いします」
初手を指す中村四段
2手目を指す遠山四段
藤田綾女流初段「席上対局だと、大盤がすぐ隣にあるじゃないですか。解説の声がすごく聞こえますよね?」
先崎学八段「嫌だよね。うるさい解説者だと。静かな人だといいんですけどね」
藤田女流初段「結構気になりますよね?」
先崎八段「気になりますね」
part19に続く