△7四歩
中村太地四段「んんん~! 傷を消したんですか?
傷に見えませんけど!
」で、会場大爆笑!
本田小百合女流二段「永瀬四段にしては、かすり傷なんでしょう」
中村四段「ちょっとでも気になるんですね」
本田女流二段「この次の手はスゴイなぁ」
この局面で上手の永瀬四段が指した手は・・・
△8七歩
「いい手なのかもわからない手ですね!」と言って、首をかしげる中村四段
△3六金
まで147手にて永瀬拓矢四段の勝ち
中村四段「上田さんの方もうまく手を作っていたんですが、1つ1つ丁寧に受けて」
本田女流二段
「7四歩と、かすり傷まできれいに!」
中村四段「最後は反撃に転じて、上手らしく手厚く勝ちましたね」
対局を終えた対局者が入場
永瀬拓矢四段「今まで、角落ちをやってきたので、負けないように負けないように頑張りました。上田さん強いのは知っていたので、ベストを尽くしたつもりです」
本田女流二段
「ベストは尽くされていましたね!」で、会場大爆笑
上田初美女流二段「私は、角落ちはあまり指した事がなくて、角落ちの下手は10年ぶりぐらいに指させて頂きました。無理をしないようにしていたらどんどん手厚くなっていて、悪くなってしまいました」
本田女流二段「7四歩と傷を消したところと8七歩と垂らした手の心境をお聞かせ頂けますか?」で、会場大爆笑!
永瀬四段「マイナスにならない手を心がけて指しました」
本田女流二段「両対局者大熱戦ありがとうございました」
鈴木環那女流初段と竹俣紅さんが再び入場
永瀬四段「白瀧さんに出させて頂いたので、恥ずかしくない将棋指せるように、頑張りたいと思います」
竹俣紅さん「角落ちというのは下手側が難しいんですけど」
(part3での画像がピントがあっていなかったので、ここを少し多めにします)
「悪手を指したり変な将棋を指さないように」
「自分の力を精一杯出し切れるように頑張りたいと思います。ありがとうございます」
ありがとうございました
決勝戦は10月3日(日)に白瀧呉服店にて行われます。
一般公開はありませんが、棋譜中継は行われます。
決勝は持ち時間が異なり、各1時間(使い切ったら1手60秒未満)です。
あの豪華な研究会で、この持ち時間と同じ条件で角落ち対策を磨いてください!
竹俣紅さんはおそらく将棋以外の道に行っても才能をいかんなく発揮されるとは思いますが、是非ともこのまま将棋の道を突き進んで頂きたいです。
このブログをご本人が読んでくださっているからお世辞を言っているわけではなく、本当にそう思っていますし、これは私個人の意見だけにとどまらず未来の将棋界の為を考えてもそう思います。
ちなみに、会場で竹俣紅さんの応援に来たと思われる小学生の中で見覚えのある小学生がいたので、誰だったけなぁと考えていたら、文部科学大臣杯第6回小・中学校将棋団体戦の小学校の部で優勝した渋谷区立千駄谷小学校の鈴木シャウト君でした。
1回戦と準決勝をブログでレポートさせて頂いたので、決勝もレポートしたかったんですが、残念です。
なんとかなりませんか~?
次回は、「駒doc.フェスタin東京」のレポートです。